4/10(金)FAF食物アレルギー講演会は中止、秋以降に再企画します
全国的に見ても、東京都の状況を見ても、現時点で新型コロナウイルス肺炎の感染者増加は沈静化の兆しは見えておらず、多くのイベントの中止、企業の出張・外出の抑制が拡大しています。
こうした状況のなかでは、4月の開催は断念せざるを得ません。新型コロナウイルス感染症の動向を見ながら秋以降を視野に再検討をしたいと考えております。
再企画しました際には、今回申込いただいた皆様、ホームページに改めてご案内いたします。
このような状況の中、FAFの企画にお申し込みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくご支援お願いいたします。
2020年3月13日
一般社団法人食物アレルギーフォーラム
立春の候、皆様におかれましては年度末を控え、忙しくご活躍のことと存じます。
食物アレルギーフォーラムも昨年初めて取り組んだ連続講座を好評のうちに終了でき何とか新しい年度を迎えることが出来ました。これも会員の皆様のご協力のお陰と感謝申し上げます。
さて、食物アレルギーに関する学習の分野は、これまで臨床を中心に、公衆衛生学、そして実践課題として表示制度、患者実態・食品事業者の取り組み等を学んでまいりました。しかし食物アレルギーの抱える課題は多方面に渡り、新しい分野の研究もいくつか取り組まれ始めています。そこでその中のひとつをご紹介し一緒に考える場を持ってみようと考えました。今回は東大農学部村田准教授の、「経口免疫療法の際のアナフィラキシー症状の誘発を避けるため、アレルゲン摂取時の生理活性物質の放出量の測定値により症状の誘発を把握できないか」を探っている研究を中心に、臨床面で研究をサポートしている成育医療センターの稲垣先生と一緒にご登壇いただきます。
年度末年度初めにあたり、気ぜわしくなる時期ですが、少し落ち着いて食物アレルギーの多方面の課題を考える契機にしてはいかがでしょうか。皆様のご来場をお待ちしています。
【開催要項】FAF食物アレルギー講演会
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目的:
- 食物アレルギー治療の重要な手法である経口免疫療法の課題を学ぶ。
- 食物アレルギーを取り巻く多方面の課題を認識する一助とする。
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日時:
- 2020年4月10日(金)13:30~17:00 受付開始:13:10
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会場:
- 東京理科大学神楽坂キャンパス3号館7階会議室 東京都新宿区神楽坂1-3
- 交通:JR総武線西口、東京メトロ東西線・南北線・有楽町線・都営大江戸線
- 「飯田橋」駅下車徒歩5分 ※東京メトロB3出口すぐ
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内容:
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講演1:「安全な経口免疫療法の実施を目指して」仮題
- 東京大学農学部大学院農学生命科学研究科准教授 村田幸久氏
- 食物アレルギーの原因食物を定期的に摂取し、症状誘発閾値の上昇を目指す「経口免疫療法」の有効性が報告されている。しかし、客観的指標が無いため、医師の経験により付加量を設定するが、患者の体調などの不確定要素により、場合によってはアナフラキシーを誘発する場合があり、患者更に保護者の大きな負担となることが課題である。村田先生は、FAの発症時に肥満細胞から産生される生理活性物質の代謝産物が尿中に現れることに着目し、それをマーカーとすることで、診断・治療の指標として応用できないかを研究されています。
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講演2:「経口免疫療法の困難さと村田研究への期待」仮題
- 国立成育医療研究センタ―生体防御系内科部アレルギー科医員
- いながきクリニック院長 稲垣真一郎氏
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参加費:
- FAF会員5,000円、会員外10,000円 ※当日会場で申し受けます。
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定員:
- 30人 先着順申し込み受付、定員になり次第申し込みを締め切ります。
- ※終了後懇親会を開催します(希望者のみ要事前申し込み、別飲食店利用、会費4,000円程度)
- ※参加費、懇親会費とも領収書を発行します。
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協力:
- 東京理科大学薬学部医療薬学教育支援センター社会連携部門堀口研究室
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申込み:
- 参加申込書をメール添付、メール本文に記載、またはFAXでお送りください。
- 申込み先: faf@foodallergy-forum.org fax.03-5291-1392
- 申込み締切:2020年3月27日(金) ※懇親会の出欠もお知らせください。
- ●参加申込書ダウンロード(Wordファイル)
- ※懇親会について、当日キャンセルの場合などはキャンセル料をお支払いいただきます。
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問合せ:
- 一般社団法人食物アレルギーフォーラム(FAF)事務局
- 〒169-0075東京都新宿区高田馬場1-34-12竹内ローリエビル405
- tel.03-5291-1390 fax.03-5291-1392
- E-mail faf@foodallergy-forum.org