初夏の候、皆様におかれましては、令和を迎えた新しい時代に、心新たに業務に励まれていると存じます。食物アレルギーフォーラムも、4月末に通常総会を終え、2019年の取組を開始したところです。
さて、今年度新規の事業として、食物アレルギーを、じっくり時間をかけて学んでいただく場を設定いたしました。通常当フォーラムでも半日企画で慌ただしく学んでいただいている食物アレルギーに関する諸分野を経過や歴史も含めて、各講師に1テーマ2時間ずつたっぷりお話しいただき、聴講者との質疑交流も行って、また事業者同士の日頃の問題意識を交流討議する場を設けようと考えたものです。
なお8月の表示制度の部分では、最新の消費者庁の調査結果を踏まえて提案された表示品目の見直しについて、消費者庁の担当者に急遽ご登壇いただくことになりました。(当初の案内に追加しています。)
一回2講座(半日)を3回、合計3か月に及ぶ長丁場の企画ですが、ぜひ趣旨をご理解いただき積極的なご参加をお願いいたします。
【開催要項】FAF2019食物アレルギー連続講座
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目的:
- 食品・流通事業者(担当)に、食物アレルギーをじっくり学ぶ場を提供します。
- 担当者同士が人脈をつくり、悩みや課題を交流できる場を提供します。
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主催・共催:
- (主催)一般社団法人食物アレルギーフォーラム
- (共催)東京理科大学薬学部医療薬学教育支援センター社会連携部門堀口研究室
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講座概要:
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(1)1講座2時間(講演、質疑討論含む)を基本に、6講座を1日2講座ずつ3回実施する。
1か月に1回で合計3回3か月の連続講座です。(募集人数30人程度)
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(2)日程と講師
①第1回:2019年7月23日(火)13~17時【リスクから考える】
1)アレルギーリスク評価について:人間科学総合大学人間科学部教授丸井英二氏
2)食物アレルギー臨床の経過と現状・課題:昭和大学医学部小児科学講座准教授今井 孝成氏
②第2回予定:2019年8月27日(火)13~17時【アレルギー表示制度】
3)「平成30年度食物アレルギーに関する調査研究事業報告とアレルギー表示制度の品目見直し
について(仮)」 消費者庁食品表示企画課 課長補佐 高橋 亨氏
4)アレルギー表示の背景と検討経過、今後の課題:FAF理事長太田裕見氏
5)アレルギー表示、ルール解説と作成演習:エスビー食品(株)商品部 高山大介氏
③第3回:2019年9月末(確定次第ご連絡します。)13~17時予定【患者・事業者の実情】
6)表示義務化によって変わった患者の暮らし/現在の課題:
認定NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク事務局長・専務理事 赤城智美氏
7)企業のアレルギー対応事例と取組の経過:ハウス食品(株) 品質保証部 佐合徹也氏
(他1社交渉中)
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(3)会場:東京理科大学神楽坂キャンパス3号館7階会議室(東京メトロ飯田橋駅B3出口徒歩5分程)
下記の道順案内画像を参照
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(4)会費(講師料・資料代):6講座一括でFAF会員2万円、非会員3万円(部分的代理参加可)
申込後請求書を送付いたしますので、後日FAF口座に振込をお願いいたします。
- 【備考】毎回講座終了後に、有志による懇親交流会を近隣神楽坂飲食店で実施予定です。
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申込み:
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道順案内画像: